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全日本年金者組合東京都本部目黒支部規約 全日本年金者組合東京都本部目黒支部2009年度運動方針骨子 トップページへ |
(名称) 第1条 この組合は、全日本年金者組合東京都本部目黒支部といいます。略称は、年金者組合目黒支 部です。 (事務所) 第2条 この組合の事務所を東京都目黒区内におきます。 (目的) 第3条 この組合の目的は、年金、医療、介護、福祉など社会保障制度の確立、年金生活者と高齢者 等の生活と権利の維持・向上です。 (事業) 第4条 この組合は、目的達成のために次の事業・活動を行います。 (1)公的年金制度の改善に関すること (2)医療、介護、福祉などの社会保障制度、社会福祉諸施設の拡充・改善に関すること (3)年金生活者、高齢者の権利、生活、健康、文化の向上に関すること (4)年金生活者、高齢者の働く権利の確立に関すること (5)組合員の共済事業に関すること (6)要求で一致する労働組合・諸団体との協力・共同に関すること (7)その他、目的達成に必要なこと (組合員の加入・脱退) 第5条 この組合は、東京都目黒区在住の公的年金受給者を中心に、この組合の趣旨に賛同するもの をもって組織します。この組合の趣旨に賛同するものは、だれでも組合員になれます。 2. この組合に加入しようとするものは、加入申込書に組合費を添えて支部に申し込みます。 3. 次のばあいに、組合員の資格を失います。 (1)本人が死亡したとき (2)脱退届を提出したとき (3)理由なく組合費を1年以上滞納したとき (組合員の権利・義務) 第6条 組合員の権利・義務は次のとおりです。 (1)この組合に関するすべての事業・活動に参加でき、平等の取り扱いを受けます。 (2)どんなばあいも、人種・性別・思想信条によってその資格を奪われません。 (3)役員を選び、役員に選ばれることができます。 (4)組合の書類、会計の帳簿を見ることができます。 (5)組合の会議、組合の方針の実行に参加することができます。 (6)組合費を納入します。 (7)組合に重大な損害を与え、名誉を傷つけたときは、大会の決定により権利を制限されることが あります。 (組織) 第7条 この組合は「全日本年金者組合」の東京地方の組織「東京都本部」の目黒地域の組織「目黒 支部」です。 2. 支部に分会および班を置くことができます。 3. 支部は、目黒地域の状況に対応し組合員の意見を反映した運動を組織します。また、支部の 状況を都本部に反映し、組合員をふやし、名簿の管理・組合費の収納などの業務を行います。 (機関) 第8条 この組合に次の機関を置きます。 (1)大会 (2)執行委員会 第9条 大会はこの組合の議決機関で、毎年度の早い時期に開きます。 2. 大会は執行委員長が招集します。ただし、3分の1をこえる組合員の請求があったとき、ま たは執行委員会が必要と認めたとき、執行委員長はただちに臨時大会を招集しなければなりま せん。 3. 大会は、支部の組合員をもって構成します。 4. 大会は、規約の改廃、運動方針、予算および決算、役員の選出、その他重要な事項を決めま す。 5. 大会の運営についての規定は、別に定めます。 第10条 執行委員会はこの組合の執行機関で、大会の決定を執行します。 2. 執行委員会は執行委員長が随時招集します。ただし、構成員の三分の一以上の請求があった とき、執行委員長はただちに執行委員会を招集しなければなりません。 3. 執行委員会は、大会で選出された執行委員をもって構成します。 (専門部) 第11条 執行委員会のもとに専門部を置くことができます。 (役員) 第12条 この組合に次の役員を置きます。 (1)執行委員長 1名 (2)副執行委員長 若干名 (3)書記長 1名 (4)書記次長 若干名 (5)執行委員 若干名 (6)会計監査 若干名 第13条 執行委員と会計監査の選出は、大会で出席組合員の直接無記名投票によって行います。選挙 についての規定は別に定めます。 2. 執行委員と会計監査の任期は2年とします。欠員を生じたときは大会で補充します。補充し た執行委員と会計監査の任期は前任者の残り期間とします。 3. 執行委員長、副執行委員長、書記長、書記次長は、執行委員の互選により選任されます。 第14条 執行委員長はこの組合を代表し、主宰します。 2. 副執行委員長は執行委員長を補佐し、事故あるとき代理します。 3. 書記長はこの組合の業務を統括します。 4. 書記次長は書記長を補佐します。 5. 執行委員は分担して業務を執行します。 6. 会計監査はこの組合の会計業務を監査します。 第15条 この組合に顧問を置くことができます。顧問は大会で委嘱されます。 (財政) 第16条 この組合の財政は、組合費、寄付金、その他の収入で運営されます。 第17条 組合費月額は次の基準によります。 (1)年金受給月額10万円以上のものは、年金受給月額の1000分の4。 (2)年金受給月額10万円未満のものは、年金受給月額の1000分の3。ただし、最低額を 100円とします。 (3)年金未受給者は、200円。 (4)無年金者は、100円。 第18条 組合員は組合費を原則として毎月支部に納入します。 第19条 この組合の会計年度は毎年8月1日から7月31日までとします。 ただし、2006年度は、2006年4月1日から2007年7月31日までとします。 2. 会計業務は毎年度会計監査による監査を受けなければなりません。また、会計報告は毎年度大 会で承認を受けなければなりません。 (規約の改廃) 第20条 この規約の改廃は、大会で出席者の過半数によって決定されます。 2. この規約は、2000年10月1日から実施されます。 2000年 9月30日採択 2006年10月15日改正 |
2009年度運動方針骨子 1.「政権交代」と私たちの運動 人間らしい暮らし、戦争のない世界をめざす私たちの運動の、新しい環境 自民・公明政権退場 ←「構造改革」で苦しめられた国民の怒りが大きな流れに 民主党中心の政権 ←新聞・テレビの「政権選択」・「2大政党」宣伝の影響も 国民が政治のあり方を考えながら政治を見つめる時期に ←民主党への不安 民主党政権の政策 国民の願いと一致するもの 派遣労働法改正・後期高齢者医療廃止・ 障害者施策応益負担撤廃・高校授業料無料化など プラス面と同時に問題をふくむもの 年金制度など 暮らし・民主主義に痛手を与えるもの 自由貿易協定への対応、比例定数削減 、 消費税増税や憲法改定への構えなど よいものは推進 問題のあるものは修正 許せないものは阻止 国民の運動がだいじ 私たちの、これまでの1年間の取り組み 後期高齢者医療制度廃止、最低保障年金制度実現、75歳以上医療費無料化など 高齢者の暮らし・福祉を守る 平和と民主主義を守る 民主的な都区政をめざす 学習会、駅頭宣伝・署名活動、訪問活動、相談会、座り込み・集会参加・パレー ド、区への要請行動、議員訪問…… 文化の活動は前進、楽しい諸行事、 組織強化(133名→139名)、地域班づくりは……まだ 若い人たちとも手をとりあって 元気に、楽しく、健康に留意しながら、ムリせず、力をあわせて 2.私たちの要求と取り組み (1)医療 要求 後期高齢者医療制度廃止、75歳以上医療費無料化 制度存続中も、民主的運営、負担軽減措置拡充、診療報酬体系改悪反対、 療養病床削減、保険証取り上げ反対、健康診断充実等を要求 国民健康保険の保険料引き下げ・減免制度確立、 混合診療導入による負担増反対、医療機関統廃合反対、 インフルエンザ対策強化 改悪された制度を元に戻せ、医療に対する国庫支出金を増やせ 取り組み 署名運動、「審査請求」、訪問活動、駅頭宣伝 広域連合・都・区への働きかけを強める 担当医制度・退院促進計画・終末期医療などの動向に注目 (2)年金 要求 年金記録問題……正当な年金給付を取り戻す、解決促進 社会保険庁解体・民営化による責任のがれ反対 年金制度問題……最低保障年金制度確立、 受給資格期間を10年に 申請主義を改めさせる、スライド制の改善 当面の緊急要求として 給付額3%引き上げと 給付額8万円未満の人に8万円に達する差額の給付を 取り組み 署名(1500筆)、訪問活動、駅頭宣伝、年金相談会 年金相談会は、継続的に各地域で パンフレット普及、学習会、 区・区議会・社会保険事務所などへの働きかけ 「年金者一揆」など 集会やパレードに参加 (3)介護 要求 利用抑制・負担増を最小限に 軽度に認定されて、あるいは、家族の状態などを理由に、 実情にあった介護サービスが受けられない事態をなくす 区独自の、介護保険を補完する支援措置 介護保険の保険料・利用料の減免制度の充実 施設の基盤の整備・充実、介護労働者の労働条件の改善 取り組み 実情を具体的に知ることがだいじ 目黒医療生協・目黒生活と健康を守る会と協力して取り組む 目黒区に対する要請行動を重視する (4)福祉 要求 「安否確認」施策充実、ひとり暮らし高齢者電話代補助金復活、 シルバーパス自己負担金(住民税非課税千円・課税2万510円)に 所得に応じて3千円・5千円などの中間段階を設けよ 高齢者住宅・福祉住宅の建設など 生活保護 高齢者加算・母子加算の復活 改悪を元に戻し、国庫や自治体からの支出金を増やせ 取り組み 高齢期要求共同行動、目黒社会保障推進協議会の取り組みに 積極的に参加して推進、目黒区への要請行動を重視 老人クラブなど区内高齢者団体との接点を求めたい (5)税制 要求 消費税増税反対、配偶者控除・扶養控除廃止反対、 これまでの庶民増税を元に戻せ、 大企業・大資産家への過度な減税を元に戻し応分の負担を 取り組み 学習、要請行動、重税反対目黒実行委員会の共同行動に参加 組合員が知り合いの高齢者を訪問し、暮らしの実情や改善の要求をきいて、 その内容を集約する運動に取り組みます。 訪問先の数の目標を400人とし、署名運動・アンケート活動などとあわせて推進します。 (6)憲法・平和 要求 海外派兵「恒久法」制定、集団的自衛権容認など 憲法第9条を空文にする「解釈改憲」の動きを許さない 憲法審査会起動や改憲のための地域組織づくりなど 「明文改憲」の動きを許さない 憲法を「守り、生かす」側に国民多数の意思を集める 中目黒の自衛隊海外派兵基地「国際平和協力センター」などの建設を許さない 取り組み 組合員は、それぞれの地域で、または、自分のかかわる分野で 「九条の会」の運動に積極的に参加 「目黒高齢者九条の会」の発足と活動を援助 目黒「九条の会」ネットワークへの協力 「憲法を守る目黒共同センター」の発足・活動を促進 憲法を生かす都政・区政をめざす活動に参加 言論・表現の自由を守る運動に参加 目黒平和委員会、目黒原水協への協力 3.仲間づくりのために 目標 来年の大会までに200人の支部にすることをめざす 全地域に班を発足させることを展望して、 班づくりに取り組む 組合員の動静の正確な把握、組合費を集める態勢の整備 文書配布網の改善 ニュース紙面の改善、支部のホームページの宣伝と充実 「年金者しんぶん」(月100円)の普及と紙代集金改善 留意点 日常、持続的に、組合員拡大に取り組む 拡大月間には集中的に拡大の取り組みを強める 文化活動、行事を重視し、そのなかで仲間を増やす 宣伝・署名活動・相談会のなかでも、組合を宣伝し、 仲間を増やす条件を広げる 現役労働者の退職後加入を促進(在職中加入も歓迎) 班づくりにあたっては、地域の組合員の要求に基づく活動が進められるようくふうする、 楽しく話しあう場をつくることを重視する 班づくり ⇔ 仲間ふやし 旅行・新春のつどいなどの行事の改善 情宣部・文化部・組織部・財政部の組織的な活動の推進 共済の活動に取り組む 「女性の会」について検討 4.文化活動の発展のために 目標と留意点 文化活動のひとつひとつを充実させ、発展させる 多様な要求にこたえて、さらに新しいサークルを育てる 参加者ひとりひとりの気持ちをだいじにして、 それぞれのサークルにふさわしい運営をくふうする 目をサークルの外にも向け、活動について宣伝するなどして、新しい参加者を迎えるてだてを考える サークルの世話役をふやす 同じようなことに関心をもつ、年金者組合以外のサークルや団体との交流をはかる |